2018.09.03(月)
時代を感じるもの
[ 福岡スタッフ ]
こんにちは。福岡支店の中島です。
今年の4月からバイクの整備を始め、2ヶ月でエンジンが正常にかかるようになり、車検も陸運局に自分で持っていきようやく公道で乗れるようになりました。
6年間も眠らせていれば当然ですよね、普通に調整しても全然動かない。バッテリー交換を行いセルは回るのにエンジンがかからない。機械は動かしていることがメンテナンスとはよくいったものです。
はい、久しぶりの登場です。
1度整備しだすとある程度やらねば止まりません、いえ、中途半端には止められないのです。1日がかりの作業です。
フレームも赤錆でやられています...キャブレターも目詰まりしておりました。クリーナーも汚い!プラグも真っ黒!配線も適当!
電装系にも異常がみられたため配線の交換、吸気にもつまりを感じていたのでフィルター交換等々てんこもりです。最後は電圧異常や接触不良がないかを細かく確認して一安心でした。
久しぶりの作業でしたので配線を忘れていたり、プラグコードの順番を間違えたり、次何をどうするんだったかな?と迷い往生しました。とくにキャブレターはバネとか無くすとお終いですし。
残念な事に私は所謂キャブレター式の空冷バイクしか触れません。
排ガス規制がかかりはや10年、今ではキャブレターに代わってFI(フューエルインジェクション)となっています。もはやキャブレターは過去の遺産です。時代が時代なので仕方ないのかもしれませんが、今はFIによりガソリン噴射、エンジンの回転数もデジタルコントロールしており、こんなところでも人の手や感覚でされる作業が機械にとって代わられてしまっているんだなと改めて感じています。
好みは人様々ですが、やはり乗り物なので生まれた時代が色濃く表れます。この時代だからこそできた贅沢極まりない鉄の使い方とそのフォルム、機械音もありますし、ある意味人間のようなアナログ的案温かみを感じるところさえもあります。
そんな時代の産物をいつまでも大切にしていきたいと思う今日この頃です。
以上、学生保証のフォーシーズ福岡支店中島のフォーシーズブログでした。
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