2018.10.15(月)
大草原の風に吹かれて
[ 経営管理部 ]
お疲れ様です。法務部の井上です。
気付けばもう10月半ば。先日手帳をめくっていると大晦日の3文字が目に飛び込んできて、あと2ヵ月で今年が終わってしまうのか...と愕然としました。やり残したことがないように目いっぱい今年を楽しみたいですね。
そんな私は先日お休みを頂いてモンゴルへ行ってきました。モンゴルへ行くと話した時に、多くの人に「モンゴル?何しに行くの?何があるの?」と言われました。確かにそう思いますよね(笑)!
私がモンゴルへ行こう!と決意したのは、昨年ゴールデンウィークにどこへ行こうかと考えて旅行のカタログを見ていた時に、モンゴルは星がとても綺麗に見えるという記事があったからです。
また、小学校低学年の時に『スーホの白い馬』を読んで初めて遊牧民族という人たちがいることを知り(そもそもその頃は日本と外国という概念が私の中にはあまり無かったように思います)、それ以来彼らの家であるゲルや彼らの生活スタイルに興味を持っていました。
昨年ツアーに申し込んだ時は残念ながら催行中止になってしまったので、今回やっと念願が叶いました。
モンゴルでは国立公園の中にあるキャンプ村で憧れのゲルに宿泊しました。しかしキャンプ村のゲルは遊牧民族の方が実際に暮らしているものと違い、大きなベッドやトイレ、シャワー等があり、普通のホテルとあまり変わりがありませんでした。ホテルと違うのは計画停電があり電気が来ない時間があったために、暫くローソクの灯を頼りに生活したことや、エアコンが無く夜はとても寒かったので薪ストーブを使ったことでしょうか。しかしそんな不便な暮らしが逆に新鮮で楽しかったです。お目当てだった星は確かに綺麗でしたが、私の滞在中は毎日月がとても明るかったので、星は少し見にくかったです...。
実際に遊牧民としてゲルで生活している方のお家にもお邪魔しました。私たちが泊まったゲルとは違い、トイレもシャワーも無いですし、収納スペースも多くないので必要最低限の物で生活していらっしゃいました。改めて自分の生活との違いを目の当たりにし、世界には本当に沢山の暮らしがあるのだと実感しました。
写真は、私たちに物置として使われている小さめのゲルを解体して見せて下さったところです。数人で手際よく解体し、またすぐに組み立てて見せて下さいました。立派なテントという感じです。
そして、帰国して「食べ物はどうだったの?」と聞かれることもありましたので、今回の旅で一番美味しかったものを紹介します。遊牧民のゲルにお邪魔した時に、遊牧民のお母さんが作って下さったボーズというシューマイのようなものです。羊の肉のミンチと玉ねぎを微塵切りしたものを塩で味付けし、それを小麦粉の皮で包んだ食べ物です。シンプルな材料で出来た食べ物ですが、作りたてはジューシーでとても美味しかったです。
これ以外の食事も日本人の舌に合う味付けのものばかりで、食べ物には全く困りませんでした。
その他にもモンゴル相撲を観戦したり、ガイドさんからモンゴルの様々なことを教えて頂いたりしました。
インターネットで様々なことを調べられるようになった現在ですが、実際に行って、見て、直接聞いたり体験したりしないと分からないことは沢山あるなあと旅行に行く度に実感します。
忙しく日常生活を送っていると、インターネットで調べれば大体のことはわかる、という気持ちになってしまいますが、これからも様々なことを実際に経験し、自分自身を豊かにしていきたいと改めて思わせてくれた旅でした。
以上、家賃保証のフォーシーズ法務部井上のフォーシーズブログでした。
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