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2015.10.10(土)仕事のきっかけ[ システム開発部 ]
お疲れ様です。データセンター中川です。最近めっきり涼しくなりました。とはいっても昼は暑い日も多く、朝夜との気温差が激しくなったと思います。この時期は体調管理に気を付けたいところです。 さて、みなさんはシルバーウィークをどう過ごしましたでしょうか。9月に5連休というのは初めてで、なんだか新鮮でした。涼しくなってきた頃でしたし、出かけやすかったのもよかったと思います。私はというと、例のごとく滋賀県の将棋道場に寄って実家に帰ったのですが、日本有数の駒師である職人さんの家に伺う機会がありました。駒師というのは将棋の駒を作る人のことです。将棋の駒にもいろんな種類がありますが、今回お伺いした職人さんから駒を買うとなると数十万~数百万という値段になります。プロの人がタイトル戦で使用する駒(素材はもちろん高級木材)を作っているような職人さんなので、この値段も納得という感じです。ちなみに私がこの駒師さんから駒を買ったのではなく、知り合いが発注した駒が完成したので、それを取りに行くのに同席させてもらいました。お値段は20万ほどだったとのこと。駒を触った時の手触りの良さに顔がにやけてしまいました。私もいつかそれくらいの駒を買いたいですね。 駒師さんとのお話で駒の作り方を教えてもらったりしたのですが、特に印象的だったのはその人が駒師になったきっかけでした。「知り合いと将棋を指すときに駒がなかったので自分で木に文字を掘って実際に駒を作ったのがきっかけ」だそうです。なかなかといいますか、到底できないことです。大変な手間ですから。最初は木材調達が大変だったとおっしゃっていました。文字を掘るのも、失敗できないので大変です。それを30年続けているというのは本当にすごいとしか言いようがないのですが、きっかけは遊び心だったというのですから面白いですね。 写真はおみやげにもらったストラップです。ただのストラップなのですが、木材はなかなかいい素材で、手触りがいいです。貴重な体験ができて、充実したシルバーウィークでした。
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